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第7回炭都国際交流芸術祭in大牟田開催

2019年11月2日、第7回炭都国際交流芸術祭in大牟田が開幕しました。


会場となる大牟田市石炭産業科学館では、暖簾の野外インスタレーション展示が行われています。

開幕日から天気に恵まれました。


石炭館の2F入り口には大型暖簾のインスタレーションもあります。



さて、こちらはなんでしょう・・・。

張り巡らされた海苔網にキューブがぶら下がっています。


これがそのキューブ・・・。

もしかしたら見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。


このキューブに今年もまた

新しい命が吹き込まれました 笑

子ども達が、このキューブを海苔網に向かって、投げます。

炭鉱マンが見守る中、

「そーれ」

「もういっちょう、そーれ」

網に引っ掛けることで、インスタレーションを完成させていきます。

キューブが網に引っかかると

すごくテンションが上がる子どもたち。








 

さて、ここからは会場内展示作品をご紹介します。

展示場所は、石炭産業科学館の1F企画展示室です。

展示室内に入り一つ目の作品は、

Joao Carvalho(ポルトガル)の作品です。

ジョアンは、日本文化に魅せられ国内各地で創作活動を行い個展も開催しています。

今年もオープニングイベントに来てくれました。
















 





















 こちらは、Iza Amparo(ブラジル)の作品です。

イザは、独特の手法を使い、幾何学的なデザインや南米のアーティストならではの色彩感覚で美しい作品を数多く生み出しています。
















こちらは、塚崎サヤ子さんの作品です。

今回芸術祭は初参加となります。

裸婦作品等、多数作品を出展していらっしゃいます。














こちらは、

徳永和行さんの作品です。

徳永さんは、様々な素材を組み合わせた作品を作っていらっしゃいます。

このほかにも多くの作品を出展していらっしゃいます。






こちらも徳永さんの作品です。






こちらは、

Miguel Horta(ポルトガル)の作品です。

子どもの美術教育に携わり絵本製作をおこなっていらっしゃいます。

今回芸術祭へは初出展となります。








続いては、芸術祭の発起人、代表でもある

梅崎弘さんの作品です。

梅崎さんは、ポルトガルのとある山村の石積みの風景と光と影のインスピレーションから数多くの作品を描かれています。アートレジデンスでエストニアに招聘されるなど、幅広く活躍されています。










こちらは、

平山 マコさんの作品です。

あたたかながらも、どこか夢の中の一場面を見ている様な幻想的な色合いが美しい作品です。

この他にも作品を出展していただいています。






こちらは、平山 等子さんの作品です。

平山さんは、芸術祭のオープニングで

現代舞踏パフォーマンスを披露してくださっています。






次の作品は、塚本和美さんの作品です。

万物は常に変わりつつある無常が表現されています。










こちらは、江口 正裕さんの作品です。

写真では表せていませんが、大きなアクリル作品です。

様々な色がちりばめられた作品にはどのような思いが込められているのでしょうか。

ぜひ、会場にてご覧ください。





こちらは、倉原 誠治さんの作品です。

美しい色の線がハーモニーを奏でているかのように

響きながら、永遠に奥に続いているかのようです。















こちらは、働 淳さんの作品です。



働さんは、西部美術学園を主宰されるほか、

詩やエッセイも執筆されるなど、

様々な場面でご活躍されています。

今回は、炭鉱関連施設を描いた作品を出展されています。



ふるいけ博文さんの作品です。

他にも、大牟田市動物園の動物を撮った写真などの作品を出展されています。




こちらは、

中村 久美子さんの作品です。

今回、芸術祭は初出展となります。





こちらは、寺本 和哉さんの作品です。

寺本さんは、炭鉱遺跡や社宅跡などの炭鉱関連施設の写真を多数出展されています。

以上が、出展アーティストの皆さまと作品の紹介になります。

全ての作品をご紹介できていませんので、続きは是非会場にてご覧いただけますと幸いです。

芸術祭も今年で7回目を迎えます。

令和という新しい時代が始まる中で、私たちは何を残し何を未来へと引き継いでいくのでしょうか。

 大牟田に残る多くの炭鉱関連史跡と少しずつ変容をしていく大牟田という町の姿。

その地の底には大地の恵みや、そこにたずさわってきた様々な人々の想いが積み重なり幾重にもなり、私たちの足元に繋がってきています。

 現代アートを通して、地の底から続いている人々が生きてきた軌跡を見つめ直し、新しい価値創造を築くことで、次の世代にバトンを渡していく役割を担っているということを改めて感じます。

そして、第7回の炭都国際交流芸術祭in大牟田が迎えられたこと、本当に皆様に感謝申し上げます。

展示は11月10日(日)までです。

是非、会場にお越しください。

皆様にお会いできることを楽しみにしています!

本日は、10時から加藤英理さんによる、

点字体験ワークショップも開催されます。

点字というコミュニケーションをもっとより豊かにするブレイルフレンドリープロジェクト、この機会に是非ご体験ください。

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