top of page

第6回炭都国際交流芸術祭in大牟田開催

2018年11月2日、第6回炭都国際交流芸術祭in大牟田が開幕しました。

芸術祭の舞台は、大牟田の石炭の歴史を発信する大牟田市石炭産業科学館です。

石炭産業科学館内の展示室前の円形ホールには、

中央に石炭が展示され、壁には明治日本の産業革命遺産のパネル群が展示してあり、

見ごたえのあるものとなっています。 

さて、展示室内に入り一つ目の作品は、

Joao Carvalho(ポルトガル)の作品です。

ジョアンは、昨年も大牟田に来てくれていました。

日本文化に魅せられ作品も文化の融合を感じ取れます。

日本国内でも個展を開催されています。

 次の展示は、岩倉宗一郎さんの映像作品になります。

 この作品は、今回の芸術祭のオープニングを飾った、平山等子さんの現代舞踏パフォーマンスを撮った映像です。

 平山さんは、今回の芸術祭に画家としても作品を出展されています。

 こちらは、絵本作家の よしながのりつぐさんの作品で、炭都のクジラを描かれています。

その昔、大牟田のまちでクジラの化石が多く見つかったというところから、過去に生きた一頭のクジラを主人公として積み重なった地層を泳ぐ姿が表現されています。

 よしながさんは、このほかにも作品を出展されています。

 ここからはしばらく、海外アーティストの作品が続きます。

こちらは、Rosemarie Herzog(ベルギー)の作品です。

ロゼは、風景画以外にも、人物なども描き様々な場面で活躍されています。

 海外アーティストの各作品の横にパネルを設置し、他の作品も紹介しています。ご来場の際はそちらも合わせてご覧ください。

Allart Boguet Martine(フランス)の作品です。

色合いと、光と影の混在がどこか日本的な印象を受ける

美しい絵画作品です。

Armando Martinez(スペイン)の作品です。

アルマンドは、彫刻家として様々な国際展に参加しています。

続いては、Iza Amparo(ブラジル)の作品です。

イザは、独特の手法を使い、幾何学的なデザインや南米のアーティストならではの色彩感覚で美しい作品を数多く生み出しています。

 海に浮かぶヨットとその波が表現された美しく重なり合う色合いは、視覚から入り音になり心に響きわたるような躍動感を感じる作品となっています。

こちらは、Fernando Martins(ポルトガル)の作品です。

フェルナンドは、絵画や彫刻のほか、演劇の洋服デザインや小道具制作なども手がけています。

ここまで、海外のアーティストが続きましたが、

ここから地元アーティストの紹介をしたいと思います。

こちらの作品は、

倉原誠治さんの作品です。

美しい色の線がハーモニーを奏でているかのように

響きながら、永遠に奥に続いているかのようです。

皆さんはこの色の響きに何を感じるでしょうか?

実は、誰もがずーっと昔から知っている

心の中にある風景かもしれません。

 続いては、徳永和行さんの作品です。

徳永さんは、様々な素材を組み合わせた作品を作っていらっしゃいますが、今回は、なんとティシュペーパーとボンドとアクリルを使い、有明海の夕日を表現していらっしゃいます。

このほかにも多くの作品を出展していらっしゃいます。

 こちらは、江口正裕さんの作品です。

江口さんは、アクリルの大きな作品を出展されています。

様々な色がちりばめられた作品にはどのような思いが込められているのでしょうか。

 このほかにも作品を出展していらっしゃいます。

 ぜひ、会場にてご覧ください。

次の作品は、

染色家の河野康子さんの作品です。

型絵染めという手法を使い、

大きな布を一つ一つ染め上げてあります。

今回は、2つの作品を出展していただいています。

こちらは、岡田真美さんの作品「故郷の空」です。

大牟田を離れ1人暮らしをしていた時の作品で、

大牟田で見た美しい夕焼けと

実家で収穫されたメロンを組み合わせて描かれています。

次の作品は、塚本和美さんの作品「諸行無常-2」です。

万物は常に変わりつつある無常が表現されています。

 こちらは、井形錬太郎さんの作品です。

一つ一つの作品が繋がり大きな一つの作品のように見えます。

井形さんは、普段は東京を中心に個展を開かれています。

こちらの作品は、

平山等子さんの作品「love cat」です。

平山さんは、芸術祭のオープニングで

現代舞踏パフォーマンスを披露してくださっています。

続いては、芸術祭の発起人、代表でもある

梅崎弘さんの作品です。

梅崎さんは、ポルトガルのとある山村の石積みの風景と光と影のインスピレーションから数多くの作品を描かれています。アートレジデンスでエストニアに招聘されるなど、幅広く活躍されています。

 こちらは、働 淳さんの作品です。

 働さんは、西部美術学園を主宰されるほか、

詩やエッセイも執筆されるなど、

様々な場面でご活躍されています。

今回は、炭鉱関連施設を描いた作品を出展されています。

会場の外には、

三池港で使用されていた木片などを使用したインスタレーションが

多数展示されています。

こちらは徳永和行さんの作品です。

働さんの作品です。

絵画の周りに当時使われていた

赤煉瓦や石炭、木片などが重ねて置かれ、

石炭が三池港から積み出されていた当時の風景を

思い浮かべることができます。

以上、芸術祭の作品を紹介させていただきました。 

 このほかにも多くの作品が展示してありますので、

是非会場にお越しください。

会場の石炭産業科学館から見える

有明海に沈んでいく夕陽は、

今日も変わらず美しく

一日の終わりを告げていきます。

今年で6回目を迎える芸術祭。

2011年のプレから始まり2012年の第一回炭都国際交流芸術祭では、世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏が描いた炭坑の記録を、国境を越えた現代アートと展示し、アートを通した新しいつながりを発信しました。

 それから、会場をまちなかや、宮原坑などに広げ様々な形でアートを通した新しい価値観の創造を伝えてきました。

 その間、大牟田では宮原坑などの炭鉱関連史跡が世界遺産に登録され、また市政100周年という記念すべき日を迎えるなど大きな盛り上がりをみせてきました。

 三池港が100年先を生きる人々を想いつくられたように、平成という時代が幕を閉じようとしている今、私たちは次の世代へ何かを引き継げるでしょうか。

 大牟田に残る多くの炭鉱関連史跡と少しずつ変容をしていく大牟田という町の姿。

その地の底には大地の恵みや、そこにたずさわってきた様々な人々の想いが積み重なり幾重にもなり、私たちの足元に繋がってきています。

 現代アートを通して、地の底から続いている人々が生きてきた軌跡を見つめ直し、新しい価値創造を築くことで、次の世代にバトンを渡していく役割を担っているということを改めて感じます。

 そして、無事に第6回の炭都国際交流芸術祭in大牟田が迎えられたこと、本当に皆様に感謝申し上げます。

展示は明日11月11日(日)までです。是非、会場にお越しください。

皆様にお会いできることを楽しみにしています!

第6回炭都国際交流芸術祭in大牟田

会期:2018.11.2〜11(日)

時間:9:30〜17:00(最終日は16:00まで)

会場:大牟田市石炭産業科学館 (福岡県大牟田市岬町6-23)

Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page