第4回炭都芸術祭開幕しました!
2016年10月29日、青空のもと
炭都芸術祭が開幕しました!
会場は、大地の記憶『石炭の誕生』から炭鉱の町
として栄えた大牟田の歩みを教えてくれる
大牟田市石炭産業科学館です。
初日は、オープニングイベントで
書のパフォーマンスイベントと
太鼓衆響 ・ 秀彗会 の方たちとの共演です。
朝早くから、イベントのための設営や、
準備で大忙しの作家さんたち。
皆さんの真剣な表情をみていると余計に、
これから始まる芸術祭に胸が高鳴ります!
さて、こちらは、ボードを支える男衆!!
この姿は一体何だろうと近づいてみると、
今から始まる「書のパフォーマンス」に使われる板を支える姿でした。
芸術祭の裏側には、本当に色々な方の支えがあるんですよ~。
表から見るとこんな感じです。
もう準備万端でしょうか。
横では、津軽三味線の方々が音合わせ中です~。
さぁ、段々ギャラリーも集まってきました、
いよいよオープニングイベントが始まります!
津軽三味線の音が、
青空の下で鳴り響き、
身も心も引き締まります。
太鼓衆響の太鼓の音が響き渡り、
いよいよ書とのコラボレーションです!
入魂の一筆!と言うのでしょうか、
身体も心もすべて注ぎ込まれて書かれているかのような
勢いで文字が出来上がっていきます。
書家、3名の方が、太鼓衆の音に合わせてそれぞれの文字を書き上げていきます。
(この時のために、板の裏側で男衆(作家さんたち)が、支えてくれいるのです。)
「縁」「永遠」「絆」
という文字を書いていただきました。
青空の下で鳴り響く音が、
心に響き渡り、
音にのるように書きあがっていく「書」が
心に染み渡り、
そして、演奏者や書家の方たちの
身体から湧き上がってくるエネルギーを肌で感じながら、
全ての感覚が一気に目覚めていくような、
芸術祭の素晴しいオープニングイベントでした。
地面に置かれた紙に書かれたのは
「ふるさと」というテーマの詞でした。
大牟田というまちと芸術祭への想いを綴っていただきました。
子ども達が大人になった時に、このまちで育ったことを誇れるような、そんなまちをつくっていくこと、アートの力で私たちは、身近にあるものから新しい価値創造し、それを伝えていく、そして一緒に作りあげていく責務があることを改めて感じました。
外では、石炭拓本アートの体験もできます!
1 手袋をはめて、
2 石炭の塊の上に紙をのせて、
3 石炭の粉を紙の上にふりかけて、
4 こする!
スリスリスリスリ!!
スリスリスリスリスリスリスリ!!
すると、石炭の模様が浮かび上がって来ます。
5 出来あがったら、館内に作品を飾りましょう!
ライトアップされたら、こんないい雰囲気になりますよ~。
是非、体験してみてくださいね~。
次回のブログでは、作品と作家さんの紹介をしていきたいと思います。
会期は、11月6日(日)までです。
是非お越しください!!