第4回炭都芸術祭in大牟田閉幕いたしました。
2016.11.6(日)をもって、第4回炭都芸術祭in大牟田、無事に閉幕いたしました。
10.29(土)からの1週間の開催でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。
誠にありがとうございます!
また、芸術祭に向けて、たくさんの方にご協力・ご支援をいただきました。
今年は、現代アート作家展覧会に多くのアーティストの方々にご参加いただきました。
宮原坑では、プロジェクションマッピングに加え、アートマルシェやガーランドのインスタレーションを行うほか、オレンジリボン(子ども虐待を防ぐ啓発)運動に関わるなど、本当に多くの方に関わっていただきました。
わたしたち実行委員会も、芸術祭を通し様々な方との出逢いを得ることが出来ました。
心より御礼申し上げます。
また、来年度の芸術祭で皆様とお逢いできることを楽しみにしております。
展覧会終了後、現代アート作家展覧会に参加するアーティストの方々が勢ぞろいし、皆さんで会場撤去作業を行いました。
この会期のためにつくられたインスタレーションたちが、役割を終えて、形を変えていく姿は、儚くもありながら胸に刻まれたその想いはとても強いものとなりました。
大牟田市は、今年度のH29.3.1に市政100周年を迎えます。三池港が、100年先を見越してつくられたように、私たちは100年先を生きる次世代の姿を想像したことはあるでしょうか。
現代を生きる私たちが、次世代に残せるもの、それは何かを大切にする人の想いであったり、出逢いであったり、そういった営みの積み重ねから創られていく大きな大地や土壌なのかもしれません。
かつて、炭坑で栄えた大牟田のまち。
このまちの大地には、地や海の宝、そして、そこで繰り広げられた様々な営みがあります。
その現代まで続いている軌跡を、現代アートを通し見つめ直すことで、新たな価値を創造し、また次世代にその誇りを引き継いでいく契機となることを願っております。
2016年 第4回 炭都芸術祭in大牟田 実行委員会