第3回炭都国際交流芸術祭展覧会オープニングイベント
本日、いよいよ石炭産業科学館で、第3回炭都国際交流芸術祭in大牟田の展覧会が始まりました。
今日は、そのオープニングイベントでした。
数日間の展示作業でてんやわんやとなっていましたが、
たくさんの方々のお陰で展示作業もなんとか終わり、とうとうオープニングを迎えました。
石炭産業科学館のホールで開会式です。
御来賓の方々からご祝辞を賜り、
各作家さん方をご紹介させていただきました。
2012年から始まり、
今回で第3回を迎えることができました。
これも皆様のご支援・ご協力あってのこと、
心より感謝申し上げます。
そして、
エストニアからアーティストインレジデンスで
大牟田に滞在しているKaidoさんからは、
自身のアート活動のこと、
そして、アートを通して感じられるものや、
そこからうみだされるものの意味の大きさについて
お話しいただきました。
杉谷 耕治さんのピアノの音色の中、
作品を鑑賞いただいています。
皆さん、Kaidoさんの作品に
興味津々です。
今回の芸術祭は、イタリア・フランス
などからも
作品が出展されています。
2階には、大牟田北高等学校書道部の作品や
大牟田高等学校総合学科マルチメディア系列の
映像作品もあります。
そして、なんと展望デッキにもインスタレーションがあります。
お客様の中には、展望デッキの存在をご存じない方
もいらっしゃいましたが、実は、海も見えて夕方に
なると夕日に包まれキラキラ光る水面が見られる
穴場スポットなんです。是非、登ってみてください。
とても面白い作品が待っていますよ~。
展望デッキの作品は、今回初参加となる辻川綾子
さんの作品です。
今回の芸術祭は、初参加の作家さんも多数
いらっしゃるので、
新鮮で面白い作品も見られます。
石炭産業科学館の外には、
なにやら巨大なオブジェが出現しています。
この作品は、北岡 哲 さんのものです。
前回の芸術祭では、ブリキの昆虫などを
展示してありましたが、
今回は…何だか分かりますか?
ものすごく迫力があります!
是非、見に来てくださいね。
さぁ、石炭産業科学館の外では、
アートパフォーマンスの準備が進んでいました。
まずは、大琉会さんによる音楽のパフォーマンス。
ちょうど、大きな観光バスのお客様も来られ、
たくさんのギャラリーの中、
演舞していただきました。
世界エイサー大会で賞を受賞された
という素晴らしい堂々とした演舞。
なんと、炭坑節まで演舞していただきました。
そして、書とのコラボレーション!
大牟田北高等学校の書道部の方々との
コラボです。
書家の先生の立ち姿、美しいです。
かけ声とともに、筆が入り・・・
あっという間に、作品が2点完成しました。
作品は、炭産業科学館に展示されるそうなので
是非見にお越しください!
次は、書道部の生徒さんの番です。
用意されたのは、
大きな1枚の紙と
5枚の縦長のパネル・・・
一体どんな作品になるのでしょうか。
あれ、なんだか字が薄いぞ・・・
と思った方もたくさんいらっしゃったと思います。
なんと、
薄く筆が入った文字に
石炭の粉をまぶして・・・
パネルをたてると・・・!
「 祝 世界遺産 」
の文字が出来ました!
まさかの技法に皆さんから
「おぉ~」と感嘆の声が聴こえてきました。
もう1枚の大きな紙の方は、
先生が仕上げをし、
「萬古清風(ばんこせいふう)」
という文字が完成しました!
素晴らしいパフォーマンス
ありがとうございました!
Kaidoさん、初めて見る日本のアートパフォーマンスをとても興味深くみつめていらっしゃいましたよ~。
明日11/8(日)は、11時から石炭産業科学館で、
Kaidoさんのアートトークもあります!
「エストニアにおけるアートシーン」についてです。
お話し好きなKaidoさんなので、きっと面白いお話しが聞けると思います。
皆様、是非お越しください!
展覧会は11/15までです、あっという間の1週間ですので、お見逃しなくお越しください~。
明日は、まちなかアートでも
午後より路上コンサートがあります!
新栄町にも是非お越しください。
壮大なインスタレーションや
のれんアートも見られますよ~。