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宮原坑_青空アートマルシェ+3Dプロジェクションマッピング

11月3日(木・祝)文化の日に、快晴の中、世界遺産に認定され1年が経過した宮原坑で、

青空アートマルシェと3Dプロジェクションマッピングが開催されました。

この日は、JR九州ウォーキングと、大牟田・荒尾の近代化遺産一斉公開日ということもあり、たくさんの方にお越しいただきました。

 青空アートマルシェには、手作りアート作品や、お弁当屋さん、お野菜、パン屋さんなど、様々なお店が出店されていました。また、おおむた子ども支援ネットワーク(要保護児童対策地域協議会)の方々がオレンジリボン運動(児童虐待防止の啓発運動)のひとつとして、啓発グッズの配布や、途上国の子ども達の支援をするiサイクルという学生さん方の取組みもおこなわれていました。

ガーランドを見たり、風を感じたりするために設置された額縁。

 額縁から覗いてみたり、椅子に座ってぼーっとしてみたり、子ども達の憩いの場になってみたり、みなさん思い思いに使っていただいていました。

お天気に恵まれて、ガーランドの下では、子ども達も大はしゃぎ。

アートの中で遊べるって、なんだかワクワクしちゃいますね~。

 「こんな風に、無邪気に安心して遊ぶことができる子ども達が一人でも多くなりますように…。」と、オレンジリボン運動を啓発する坂口 明夫さんがそんな想いを語ってくれました。

 芸術祭がアートを通して、次世代に大切なものを引き継いでいきたいという想いがあるように、そんな想いが重なって繋がっていくことで、実は何かの大切なバトンを引き継いでいるということになっているのかもしれません。

 風に吹かれるガーランドも、宮原坑もすごく気持ちよさそうです。アートマルシェにお越しいただいた皆様、ありがとうございます!!

そして、宮原坑は夜の部へと…

宮原坑夜の部は、琉球音楽と共に幕開けしました。

エイサーや炭坑節の披露もありました。

3Dプロジェクションマッピングが始まる前に、オレンジリボン運動についての紹介、「みんなの学校(映画)」大牟田上映会をきっかけに始まった取組『なないろリボン』の紹介や、学生さん方からi サイクルの取組紹介がされました。

 子ども達が安心して自分らしく暮らしていけるまちをつくるためには、何が必要でしょうか。周りの大人たちがつらい顔をしていたら、子ども達はどう感じるでしょうか。

 ちょっとした気づきが、誰かを笑顔にするきっかけになります。ちょっとした、「出来ること」を続けていくだけでも、子ども達にとっての大きな安心につながることがあるんです。

 優しいオレンジ色に染まった宮原坑は、世界の宝物の一つです。同じように子ども達もみんなの宝物です。宮原坑がそれを改めて教えてくれた気がしました。

 3Dプロジェクションマッピングの投影は、Kayoko with friends さんの音楽とコラボで始まりました。

寒い中、たくさんのお客様にお越しいただきました!

 宮原坑が石炭産業を支えてきた役割を終え、近代化遺産としての新しい役割を担い、世界遺産に認定され1年が経ちました。

 現在(いま)も静かに佇む宮原坑の姿は、当たり前のように私たちを見守ってくれているかのように見えます。しかし、その地の底には大地の恵みや、そこにたずさわってきた様々な人々の想いが積み重なり幾重にもなり、私たちの足元に繋がってきています。

 地の底から続いている軌跡を現代アートを通して見つめ直し、新しい価値創造を築き、私たちは次の世代にバトンを渡していく役割を担っているということを改めて感じさせられました。

青空アートマルシェ、3Dプロジェクションマッピングもたくさんの方にお越しいただき本当にありがとうございます!

芸術祭は、11月6日(日)まで石炭産業科学館で現代アート作家展覧会が開催されていますので、是非お越しください!皆様にお会いできることを楽しみにしています!

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